【犬ちゃん猫ちゃんの熱中症】
2023/07/06
【犬ちゃん猫ちゃんの熱中症】
こんにちわ!
茨木市のゆうり動物病院です。
今回は犬や猫の熱中症について、どんな症状が現れるのか、どのような対処が必要なのか、そして予防方法は何があるのかについてご紹介します
犬や猫も熱中症になる可能性があり、重篤な場合には命を失うこともあります。しかし、熱中症は適切な対策を取れば予防することができます。
最近、蒸し暑い日が続いていますが、エアコンは適切に設定されていますか?室温は28℃以上ではありませんか?また、扇風機だけで十分だと思っていませんか?
熱中症の症状には、パンティング(ハッハッという呼吸音)、頻脈、意識障害、嘔吐、下痢、痙攣などがあります。ただし、これらの症状が全て現れているからといって必ずしも熱中症とは限りませんので注意が必要です。
熱中症が疑われる場合は、まずは冷やすことが重要ですが、動物病院の受診が必要です。動物病院に電話して受け入れ可能か確認し、準備をしてもらってください(飛び込みでの来院よりもスムーズに処置が行えます)
冷やす方法としては、常温の水をスプレーで体に噴霧したり、直接水をかけて濡らしたりすることが効果的です。水で濡らしたタオルで体を冷やしても構いません。その後、扇風機を使って気化熱を利用し、体温を下げましょう(消毒用アルコールは使用しないでください)
病院受診の目途が立ったら、すぐに動物病院に連れて行ってください。軽度の場合は自宅で回復することもありますが、重度の場合は酸素吸入や輸液などの追加処置が必要です。
熱中症の治療方法や経過は、直接診察しない限り判断できません。回復しそうだからといって自己判断せず、必ず病院に連れて行きましょう
熱中症は臓器障害や血栓の発生など、危険な病気です。身体検査や各種検査を行うまで安心できません。
予防のためには、エアコンの適切な使用が非常に重要です。エアコンの設定温度は、パワーや部屋の広さによって異なりますが、室温計を使用して26℃未満に設定することが望ましいです
28℃では熱中症のリスクがあります。また、扇風機は効果がなく、動物は汗をかかないため効果がありません。(体が濡れていない限り気化熱を利用できないため)室温をしっかり下げてくださいね。
お散歩中やイベント参加中にも熱中症になるリスクがありますので、必ず地面を触るようにしてください。アスファルトにたまった熱は、人間の顔の周りでは感じられなくても、犬の体近くではまだ高温が放散されている場合があります。その場合は、時間をずらして外出するようにしましょう。
また、ペットショップで入手できる冷却用のグッズを使用するのもおすすめです。全身を水で濡らして散歩に行くことも効果的です
熱中症は重篤な緊急疾患であり、重度の場合は24時間以内に死亡する可能性があります。迷わずに動物病院を受診してください。茨木市のゆうり動物病院には、熱中症の疑いがある場合はぜひご来院ください。
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